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平成14年1月30日 第93号 |
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今週のヘッドライン | ||
マンション建て替えに隣接地利用を!隣接地はいくらか? 総務省外郭「評価センター」 固定路線価公開へ市町村からデータ収集 三井不動産「ジャズドリーム長島」グランドオープンへ 2002年不動産鑑定士試験の概要が発表 |
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マンション建て替えに隣接地利用を!隣接地はいくらか? | ||
(日経 H14.1.26) |
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法務省は老朽化したマンションの建て替えを促進するため、建て替えに必要な管理組合による決議を容易にする法改正の検討に入った。現行の区分所有法では新しい建物は古い建物と同じ使用目的を持ち、同じ敷地に建てなければならないが、この規定を削除。隣接地を買収し大規模マンションを建設したり、居住専用マンションを事務所用ビルに建て替えたりできるようにして、選択肢を広げる。 〜
「同一敷地上に同じ目的の建物」という規定を削除するのは、建て替えでマンションを大規模にすることで、より快適な住環境を整えるとともに、マンションの資産価値を高めるのが狙い。隣接の土地を買収しやすくすることでマンション周辺の不動産流動化を促す効果もある。 確かに、規模が拡大されることによりマンション自体の資産価値は拡大されるであろうから、当該規定の削除は望ましい。しかし、隣地を買収するためにはそれ相応の費用が必要であり、その見積もり及び併合後のマンション価値の増大分を判断するのはなかなか困難な作業となる。安易な建て替決議というのはあまり無いだろうが、よりいっそう専門家による価値判断の必要性が高まるはずである。 |
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総務省外郭「評価センター」 固定路線価公開へ市町村からデータ収集 |
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((財)資産評価システム研究センターHPより) | ||
総務省の外郭団体である(財)資産評価システム研究センター( http://www.recpas.or.jp/ )(以下、「センター」という。)は、同省と共同で、全国の市町村で公開されている約434万件(平成12年度)の固定資産税・路線価等の基本的情報に、国土交通省の調査する地価公示価格及び都道府県がまとめる地価調査価格に関する情報を加えて、公的土地評価のデータ集約化を行う。(資産評価システム研究センター理事長通知「固定資産税路線価等開示情報の全国集約化に係る資料の提供について(依頼)」(平成13年10月22日付け資評研発第217・218号)) 今回データ収集されたのは各市町村の平成12年度の路線価(H11.1.1時点・固定資産税評価額(鑑定価格×0.7))で、センターが電子化作業を行った上、平成14年夏頃を目途に「固定資産税路線価等情報公開システム」を完成させ、CD−ROM等の媒体により市町村に配布する計画。完成すれば、1/2500の詳細電子地図で全国の固定路線価がシームレスで閲覧することが可能になる。 完成版のデータ検索範囲およびインターネット公開については、検討中である。 詳細は以下のアドレスで。 既報の如く、固定資産税・路線価公開に向けて総務省(旧・自治省)とその外郭団体であるセンターが動き始めた。すでに現時点でデータ収集の期限は終了しており、センターには全国市町村の公開路線価データが集結している。 公開範囲およびWEB掲載については、なお“検討中”であり、各市町村の意向を十分推し量った上でその形式が設定されるだろう。 納税者にとっては、相続路線価の公開に加え、さらに詳細な固定資産税路線価が公開されることになれば、自らが関わる不動産の価格について、その他の不動産との比較が容易になり、資産評価についての関心が高まるものと思われる。 |
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三井不動産「ジャズドリーム長島」グランドオープンへ | ||
(R.E.PORT H14.1.25) |
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三井不動産(株)と長島観光開発(株)は25日、共同開発を進めてきた東海地区最大のアウトレットモール「ジャズドリーム長島」(三重県桑名郡)を3月28日にグランドオープンすると発表した。 同施設は、東海地区屈指の総合レジャーランド「ナガシマスパーランド」のメインゲートに位置する東海地区最大のアウトレットモール。敷地が木曽三川の河口に位置することから、 米国ミシシッピ川下流域の「ニューオリンズ」の街をモチーフに、同街の特徴である「ジャズ」や世界三大カーニバルの一つである「マルディグラ」をイメージし、「楽しさ」や「賑わい」のある「夢」のような街並を創出している。 テナントはファッション・雑貨・スポーツ&アウトドア等のファクトリーアウトレットを中心とした84店で、キャラクター雑貨の「ミックス」や、ディズニーのベビー&キッズを扱う「キッズ ファクトリー」など12店舗が日本初出店している。 東海地区カップルのデート場として、当たり前の存在である“長島スパーランド”が、「ジャズドリーム長島」のオープンにより更なる賑わいを見せそうである。経営不振が目立つレジャー業界の中でこの「ジャズドリーム長島」とともに相乗効果を発揮し、次世代に生き残って欲しいものである。 |
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2002年不動産鑑定士試験の概要が発表 | ||
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国土交通省は、2002年の不動産鑑定士試験の実施計画をこのほどまとめた。詳しくは国土交通省のHPで。 好きでもないのにまた試験を受けることになってしまった。イバラの道ではありますが、全国の受験生のみなさん、共に頑張りましょう。私も頑張ります。 |
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※「いわせてんか」は、(株)アクセス鑑定の統一見解ではなく、執筆担当者の私見にすぎません。 | ||
―平成14年1月30日号・完― | ||
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