〜今週のおおさか〜


天神祭〜大阪天満宮〜

お昼の大阪天満宮

小丁稚(こでっち) : 「めずらしくタイムリーですねっ」
丁稚(でっち)    : 「まぁ、今週の大阪はこれをおいて他にないでしょう!」
小 : 「例年7月の24、25日と決まってるのですが、今年は皇太后さまの斂葬の儀が25日でしたので、1日ずれましたね。」
丁 : 「はい、24日に宵宮、25日は神事のみということで、26日に陸渡御・船渡御がありました。」
小 : 「天神祭りといえば『花火と船』いうイメージですが。」
丁 : 「そうですね。その船の行列を、船渡御(ふなとぎょ)いうんですけど、その前に、天神さんが天満宮を出はって船に乗らはるまでの陸渡御(りくとぎょ)いうのんがあるんですね。で、今回はそれを見に行って来ました!」
小 : 「船渡御にくらべてあんまり有名やないんちゃうか、ということで。その分ここで紹介するのもえぇかな、と。仕事抜け出して!」
丁 : 「そう、取材です〜言うてね!(「仕事せぇよーっ」by社長)
さて。この陸渡御。先陣を切りますのが催太鼓(もよおしだいこ)です。この太鼓が大行列のナビゲート役らしいですね。」
小 : 「↓これですね。ちょっとこの写真ではわかりづらいんですが、かなり大きな太鼓です。もともとは大阪城の陣太鼓やったと言われていますが。」
小 : 「『からうす』と言われるんですが、この太鼓の下にですね、丸太が敷いてあって、シーソーのように、この大きな太鼓をすごい勢いでゆさぶりながら、叩くんですね。かーなーりー、暑いですっ」
丁 : 「汗飛び散ってますからねっ、写真の赤のずきんをかぶっているのが、太鼓の叩き手。願人(がんじん)と呼ばれています。」


丁 : 「次は『猿田彦』。」
小 : 「神様が降りてきてはるらしいですね。」
丁 : 「この神様が、渡御の道案内役を務めはります。」

丁 : 「猿田彦に導かれて、神鉾(かみほこ)、地車(だんじり)、獅子舞、それから酒屋さんによる御神酒講、出版業者による文庫講、なんかが続きます。」
小 : 「ゆうてみたら、京都の時代祭のような感じですね。」

左から、地車、采女、雅人

小 : 「まぁ、一言で獅子舞、いうても、・獅子舞 ・傘踊り ・四つ竹、からなる300人近い大集団ですからね。」
丁 : 「中でもこの四つ竹。小さい2つの竹を両手に持って、カスタネットのようにカチカチ鳴らせながら踊るんですけれど。踊り手が女性なんですね。」
小 : 「揃いの衣装にたすき掛け、鉢巻きをきゅっと巻いてよろしいですよーっ!威勢が良くてねっ。」
丁 : 「“ソーレッ”というかけ声も女性ならではの張りですもんね!浪花乙女の心意気っという感じで、ぜひこの踊りは見ていただきたいですね。」
小 : 「四つ竹の写真撮りそびれてんなぁ!」
丁 : 「そうやねん、それが悔やまれんねん!」
小 : 「さて。このあたりまでが第一陣と言われてまして、続く第二陣というのは、道真公の御神霊をお乗せした『御鳳輦』(ごほうれん)が中心です。」
丁 : 「うってかわって雰囲気が厳かになりまして、雅楽の調べの中この御鳳輦がやって参ります。
小 : 「さすがに写真はよう撮りませんでしたねっ。」

丁 : 「バチあたりそうですしねっ。」
小 : 「で、この第二陣の後は、第三陣。鳳御輿(おおとりみこし)・玉御輿(たまみこし)になるんですけれど。」
丁 : 「また豪快な動きを見ることが出来ます。で、この後、渡御列は、ぐるっと中之島を回りまして、船渡御へと続くのですが・・・
小 : 「それはTVの中継で見ていただくと言うことで。」
丁 : 「クーラーのきいた部屋のTVの方が花火とかも、よう見えますからねぇ。」
小 : 「なっかなか見えませんからね、地べたやと。」
丁 : 「見えるとこは、そりゃものすごい人やしね。」
小 : 「近所の人が回り道せな、家帰られへんくらいの人出ですもん。」
丁 : 「来年、この船渡御だけやなくて、陸渡御から見たいなー、と言う方は、老松通りがおすすめポイントです。」
小 : 「せっまいですけどねぇ、道幅。御鳳輦にもさわれんちゃうか?ゆうくらい。」
丁 : 「バチあたりな事いぃないやっ!ほんまにかなわんなぁ。ということで、我々は来年はぜひ、宵宮(24日)にひっそりと行われる『鉾流神事』(ほこながししんじ)を見に行きたいですね。」
小 : 「・・・来年までこのページがあったらえぇけどねぇ。」
丁 : 「水さすやっちゃなぁ!ほんま君とはやっとられんわっ!」




丁 : 「牛くんも、お疲れさま!」
小 : 「よう歩いたし、明日は筋肉痛やねぇ」
丁 : 「牛が?」



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