〜今回の関西はケーキ〜


「酒のまち」として知られる兵庫県西宮市。ここ数年は左党だけでなく、甘党からの支持も集めている。製造・販売一体の「工房型」を中心に、市内に100店近くの洋菓子店が位置するためだ。中には週末になると長い列ができる店もある。
 昨年11月、そのうちの13店が参加したケーキバイキング「西宮洋菓子園遊会」が、市 内のホテルで開かれた。定員300人のチケットはたちまち完売。当日も開始後わずか15 分ですべてのケーキがなくなった人気店も出たという。(中略)
 「『ケーキのまち』をPRすることは都市型観光の有力な武器になるだけでなく、西宮に住んでいる人も楽しめると考えた」と、市産業振興担当課の和田豊治課長(52)は話す。
いわばケーキを使って地域活性化を狙ったものだ。(中略)
 「ケーキ店が集まるのは元気なまち」と三宅さん。洋菓子店が個性あふれるケーキを作り、地域住民がそれを応援する限り、ケーキ工房と住宅街のおいしい関係は続くのだろう。
日経ネット関西版2001年6月7日:大阪・文化担当 中野稔氏)

小丁稚(こでっち) : 「ケーキ!地域の活性化にケーキ!よろしな〜♪」
丁稚(でっち)    : 「涎でてるよ。そういえば、道を歩いてて『なんでこんなとこにっ!』いうような場所に小綺麗なケーキ屋さんがいきなりあったりするよね。」
小 : 「お客さん来はるんやろかと心配しとったけど。そういう所にお店出すんがはやりやってんね。」
丁 : 「いや、はやりというか、活性化というか。」
小 : 「そやけど、このケーキバイキング。行きたかったなぁ。西宮かぁ…大阪市でもやればえぇのに。」
丁 : 「大阪やったら行くん?」
小 : 「行くともさ!塩昆布持って。」
丁 : 「塩昆布?なんでまた。」
小 : 「そりゃ、ケーキ食べるためにやん。そして塩昆布地獄にはまるんやねぇ…」
丁 : 「塩昆布地獄?!何それ、わっけわからん(汗)さき帰らして貰うわ!」

※ 小丁稚注。
塩昆布地獄とは、ケーキを食べると塩昆布が食べたくなり、塩昆布を食べるとケーキが食べたくなり…と、エンドレスで食べ続けてしまうという恐ろしい地獄である!!
丁稚「そんなん君だけやっ!」



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